85歳になった時の本多静六の家計簿。
- 恩給が年7万円
- 貸家貸地収入が約3万円
- それに畑の生産物
これが本多静六の85歳の時の収入。
それに
- 原稿料
- 講演料
- 身の上相談の謝礼
などの副収入があったそう。
長期の副収入は半分は小遣い半分は貯金に回す。
そしてその貯金が溜まると関係育英団などで寄付にあてていた。
慢心と贅沢と怠惰と厳に戒めさえすれば、
どうやら120歳以上までは無事に生きられそう。
と語っていたスーパーおじいちゃん。
(残念ながら85歳でお亡くなりになられました)
ドイツの留学から戻った25歳の時、
大学の助教授として働き始めた。
その時給料は、
まあなんとか。。。
生活が送れるぐらいのもの。
それというのも、
ドイツから戻ってきた頭の良い本多静六に、
親族は大いに期待したみたい。
25歳にして、一気に9人を養う身となった。
このままじゃいつまでも貧乏から抜けられない。
やばい
そう思った本多静六は、
勤倹貯蓄に努め、貧乏脱出しようとした。
ここで行ったのが、
給料の1/4を天引きしてそれを貯金する
方法であった。
どんな収入でもいい。
容赦なく1/4を天引きして貯金してしまう。
貧乏脱出は
手ぬるいことでは無理!
と悟っていた本多静六の、
資産家に向けての第一歩だった。
この1/4貯金のアイデアは、
本多静六オリジナルではないとのこと。
これは
お釈迦様が2500年も前に説いていた
ことだと。
江戸時代でも、二宮金次郎で知られる、
二宮尊徳先輩が奨励してきた貯金法であると。
貯金の問題は
要するに
どんな方法か
は問題ではなく
いかに実行するか
ということである、
と断言した。
痺れますね。
資産家になるためには、
強い意志が必要であるということを
改めて感じました…!
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