ロードスターキャピタル銘柄分析！東京の優位性を地図で確認する！

東京が日本の中心…なぜ？

前回までロードスターキャピタルのリスク面について分析してきました。私の考えうる最大のリスクは「首都直下型地震」。

でもその直下型地震に対しても、ロードスターキャピタルは都心五区のビルを買い集めることで、リスクを低減させていました。(なぜ低減できるのか？はこちら。)

ここでちょっとした疑問がわきました。

なぜ東京にビルを買うんだろう？もちろん答えは世界有数の大都市で、人口がどんどん増えているから。人が集まるにつれてビルもばんばん立つから。

じゃあなぜ増えているんだろう？何で人は集まるんだろう？それに対する答えは…江戸から続く大都市だから？じゃあ何で江戸から続いているんだろう？

それは…何ででしょう？江戸の前は京都が日本の中心だったはず。確かに京都の方が東西南北に伸びる日本の中心としてふさわしいような気がします。

何でちょっと東よりの東京が、首都なんでしょうか？（東京を首都と言えるかどうかも議論の余地があるようですが。）

今回は地図を使って考えてみましょう！

今回地図として利用するのは Google Earth。まずは日本と検索してみましょう。 https://earth.google.com/web/search/%E6%97%A5%E6%9C%AC/

こちらがまごうことなき日本ですね。やっぱりよく見てみると、北は北海道、南は沖縄と、縦に長いですね。

また太平洋側がっつり大陸棚が深い様子が見えます。これは地震起こるよね…改めて地震が起こりそうな環境であると認識できます。

日本の土地に目を移してみると濃い緑でほとんどが塗られていることがわかります。当然、これは「山林」ですね。

で、東京近辺に目を移すと…何か気になりませんか？「東京近辺」。

そうですね。見た感じ、灰色の部分が多いのです。これは平野を表しています。これこそが東京の優位性。関東平野です！

もっとがっつりよってみた図がこちらになります。左から福岡、大阪、京都、名古屋、東京と大都市がほぼ一直線上にあるのが分かります。

灰色の部分で比べてみれば一目瞭然！東京近辺は圧倒的に山が少ないことがよくわかります！

この関東平野は、国土の70%以上を山林で締める日本にとっては唯一と言っていいほど貴重な平原。この平野だけで、日本の平野の約20%を占めます。

これこそが東京及び首都圏の拡大につながったわけです。この平野の中心・港に面した東京が、ここら辺一帯の経済を独占した。

東京の一極集中は、地理的に見ればまさに起こるべくして起こったことだといえます。

せっかくなのでもっと寄ってみましょう。

皇居外苑と、都心5区。

Google アースのいいところは3Dで建物の状況を見れるところ。東京・都心5区は超高層ビルが立ち並ぶビルの密集地帯であることがよくわかります。

やはり広い土地の少ない日本においては、まだまだ東京の優位性は揺るがなさそうです！

東京は「ビルが立ち並びすぎて、もうこれ以上成長の余地がないんじゃないか？」という心配も聞こえてきそうです。

ただ世界の中心であるニューヨークを見てみると、そんな考えも吹き飛びます。

一応同じスケールで書いてますが、東京以上の超高層ビルの密集度ですね！

これに比べたら東京だってまだまだ再開発の余地がありそうです！！