前回の記事では、福利について、その人知を超えた増え方について見てみました!もう1回まとめると、
- 複利は人間の理解を超えて膨張していく!
- 複利を利用するには時間を味方につける!
ということでしたね。では複利の恩恵をたくさん受け取った人って誰なんでしょう?答えは…
ウォーレン・バフェット氏です!
もう今更私から紹介することは何もないぐらい、世界的に有名な投資の神様!まあでも。とりあえずざっくり紹介してみます!
- 総資産:10兆円以上!!(1000億米ドル以上)
- 年齢:90歳!
- 職業:現役投資家!(主に株式投資)
…もうこれ以上の説明はいらないでしょう。私の最も尊敬する投資家の一人であります。彼がいたからこそ、株式投資に出会えました。
そんな彼の資産はどうやって築かれていったのか?ちょっと覗いてみましょう!
バフェット氏の資産推移!
バフェットは11歳で貯金120ドルでした。それから、
- 異なる味のガムを組み合わせ付加価値をつけて転売したり
- 新聞配達のついでに、御用聞きをやったり
色んな商売をすることで、14歳までに5,000ドルまで増やしました。表はそれ以降の資産推移です。(わかりやすさのため1ドル=100円として計算します。)
投資家としては全くもって羨ましいぐらいの伸び率です…!75年間の平均リターンは何と25%に迫ります。
投資の世界では、インデックス投資が大体6~7%のリターン。それすら、90%のプロ投資家は上回ることができません。
それの3倍から4倍のリターンを毎年出してきたという事実。こんなチートな人、小説にもなかなか出てこないでしょ!
この結果を言い換えれば、14歳で持っていた50万円を、毎年平均24.8%の利率で増やせば、90歳の時に10兆円の資産を築くことができる、ということです!
また注意して考えなければならないのは、資産の99.7%(約9兆9700億円)は、52歳以降に築かれた富だということ。
バフェット氏が、いかに時間を味方につけてきたか…これではっきりとわかると思います。さらに、年齢をもう少し細かく見ていくと面白いことがわかります。
期間平均のリターンに差があることがわかります!
- 14歳~39歳の期間平均リターンは40.6%
- 39歳~59歳の期間平均リターンは28.5%
- 59歳~90歳の期間平均リターンは11.0%
なんと、期間によって約3.7倍もの開きがあるのです…!これは考えてみれば当然で、お金が増えれば、それだけたくさんの(大口の)投資先を探さなきゃなりません。
一度に金額を多く動かせば、自分の投資したお金だけで株価が吊り上がり、結果割高で株を買ってしまうことになりますから。
また企業が大きくなる(時価総額が大きくなる)につれて、企業の成長スピードも次第に緩やかになっていきます。
例えばユニクロ。時価総額がすでに10兆円もあります。それが10倍になる世界とはどんなものでしょうか?
マクドナルドと同じように、世界中の隅々にユニクロが展開し、世界のみんながユニクロ起きる世界。もしかしたら来るのかもしれませんが、何年かかるのか想像もつきませんよね。
実際にバフェットも、初期の頃は「時価総額の低い」企業を沢山買い、半端ないリターンを得ていました。
(紆余曲折を経て、2013年にジェフベゾス氏により、2億5000万ドルで買収されたワシントンポスト。バフェットが購入した時のワシントンポストの購入額は、わずか1000万ドル)
以上、次のようにまとめます!
- バフェット氏の資産の大部分はお年を召してから!
- 若いうちにリターンを高める!とにかくお金を増やす!
- 増やせたら、後のリターンはそれほど高くなくてよい!
なるほど…それができたら苦労しないよ!って話ですが、お金持ちになるための道筋、見えてきた気がします…
じゃあ、どうやって若いうちに資産を築くの?が次のポイント。
「今のお金持ちはどうやってお金持ちになったんだろう?」そんなふうに思って、金持ちのことを調べるうちに、やっぱりウォーレンバフェット氏にたどり着きました。笑
「やっぱりこの人をお手本にするしかないな」そう思ったのです。
調べていくうちに、バフェット氏の提唱する投資手法・そして彼の人間としての生き方に、次第に感銘を受けていくことになります。
バフェット氏に関しては、それこそたくさんの書籍・無数のネット記事があります。どれか一つでも、読んでみると面白いかなと思います。
そして、彼の投資手法・生き方こそが、私にとって若いうちに資産を築くための方法である、と思えたのです。
彼の手法・生き方を私なりに3行でまとめると…
- 質素倹約で生きる!
- 自分のわかる部分に全力を注ぐ!
- 長期集中投資!NOT分散!
私はこれに尽きると思っています。この三つが私の投資の核となるものであり、これは投資をする人すべてに当てはめられると思います。
この投資哲学については書けば書くほど長くなるので、またの機会に。
あなたはどう思いますか?
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