ロードスターキャピタル銘柄分析:岩野社長、相場の福の神出演!

今回は2021年8月12日放送、ラジオ日経の「相場の福の神」に出演された岩野社長のコメントを抜粋して書いていきたいと思います。

ロードスターキャピタル(3482・東証マザーズ)代表取締役社長 岩野 達志氏

保有する不動産について

簿価で言うと375億、6月末の数字だと思うんですけれども、多分まあ、含み益で言うと、どうですかね、その簿価を100としたら、50ぐらいは含み益であるんじゃないでしょうか

相場の福の神 ロードスターキャピタル 岩野達志代表取締役社長
2021年12月期第2四半期 決算説明資料より

含み益は、この決算説明資料のグラフの水色の部分に当たります。実際にこのグラフを定規で測るなりしてみると、 

375億円の帳簿価格に対して、1.33倍の約500億円実際には価値があると分かります。

でも今回岩野社長が発言したのは、「帳簿価額100に対して含み益50」ということなので、375*0.5=約187億円、つまり560億円ぐらい価値があるということ!

この決算説明資料が作られたのはいつか分からないですけど、岩野社長の発言より2021年8月最新の情報だと、「機関投資家などはより高い値段で不動産を買おうとする」ということだと思います。

不動産というのは買う人によって価値が変わります。ロードスターキャピタルの皆が10億円しか価値がないと思っていても、機関投資家が20億円で買えばそれが売却価格になりますから。

私の感覚で言えば、ロードスターキャピタルは控えめに自分の所有する物件の価値を見積もっている感覚なので、含み益はより大きくなるのでしょう。 

不動産の市況について

去年買った不動産が、今年2倍で売れたことについて

私も不動産投資のビジネスに20年以上携わっているんですけれども、さすがに一年で倍に売れるということはないんですね。

岩野社長

不動産の世界に20年以上いた社長ですら、1年で価格が倍になるという不動産を経験したことがない

やはり昨年のコロナで市場に出回った物件は、非常に割安であったことが伺えます。そんな時期に積極的に動いたロードスターキャピタルはやっぱりすごい。

また不動産を買うときの意思決定についても、ロードスターキャピタルは「不動産に詳しい人がいっぱいいるので意思決定が早い」ということをおっしゃっていました。

10億20億のビルを買う意思決定の速さは、大手じゃ達成できないでしょう。だって課長・部長・専務・社長にお伺い書を作ったり、稟議書を作ったり…

大企業って手続き多いですもんね。

そういうところはロードスターキャピタルがまだまだ小さい会社なので、小回りが利くということでも有利でしょう

不動産全体の環境について

結構今マーケットが良くなってきていて。個人のレベルだと「不動産がいい」と言われてもイメージできないと思うんですけど、「機関投資家のプロのお金」ていうのは今じゃぶじゃぶ余っていて。(中略)我々が思っている以上の値段で取引されている。

岩野社長

途中で「世界的には日本の不動産て安いですもんね」っていうコメントにも、合いの手を入れていた岩野の社長。やっぱり日本の不動産て安いんでしょうか?30年物価変わってないですしね、、

去年割安になった時にわっと買った物件を、「今年試しにいくつか売ってみましょうか」ていうことで試しに売ってみたら、2倍以上の価格で売れた。(中略)2倍で売れるくらい、マーケットも活況であると言えます。

岩野社長

私個人の感覚からしたら、全然不動産の世界ってイメージできない。でも、不動産投資環境はものすごく活発なようです。

前にも紹介しましたが、 2021年4月公開のJAPAN STOCK チャンネルでも、「機関投資家がわんさかビルを買いにきている」とありましたから、相変わらず環境はいいようです!

プライム市場について

上場会社としては当然にして一番高いところを目指しますと。それが自分達はできる会社だと思ってます。ので、心に留めておくのもいいんですけれども、我々はそれ(プライム市場上場)をちゃんと宣言して、やりきりますと決意表明したい

岩野社長

ここまで自信があるとは…ここら辺にプライム市場の意気込みを強く感じます。「有言実行したい」ということなので、やりきるでしょう。ロードスターキャピタルなら。

今後も IR を強化して、株価対策をしっかりやっていきたいというふうにも言っていたので、今後にも期待です。 掲示板も見ているそうです。笑

クラウドファンディングについて

投資家が増えれば増えるほど、1回に集められる金額が増えてくるんで、(中略)今だったら10億はできるかな、15億はできるかなという感じになってきている。これが50億100億になってくれば、不動産のマーケット自体を変えていけるポテンシャルはあるかな。と思っています。 

岩野社長

クラウドファンディング事業で、期待しているところはまさにここです。

2021年第2四半期では 32億円の融資に対してロードスターキャピタルの売り上げは2億円程度でした。

これが1物件あたり50億とか100億の募集になれば、募集にかける手間は同じなので、今までと同じ経営体制でも、売上を倍増させることができます!

さすがに一年や二年で到達できる目標ではないですけど、引き続き注目していきたいです!

まとめ

  • プライム市場上場を達成する!有言実行したいと強い意気込み!
  • 機関投資家は思ったよりわんさかビルを買いに来ている
  • クラウドファンディング事業は、数年先に不動産マーケットを変えるかも

社長の生の声を聞けることができて、すごく良い機会となりました!引き続き応援していきたいと思います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました