投資家の不動産への投資意欲は変わらない。前回はそのような結果が浮かび上がってきました。それなら海外の人達の不動産投資意欲ってどんな感じなんでしょうか ?
それもちゃーんと、データがあります。
不動産投資意欲のデータ!
まずこの記事が参考になります(記事の冒頭でロードスターキャピタルの岩野社長もコメントしていました!)。

コロナ禍において、なんと不動産購入額はここ13年(リーマンショック後)で一番大きく、国内投資額に占める割合も35%弱となってました。
国内の企業が不動産を買うのを躊躇っていた中、海外投資家は積極的に投資を行っていることがわかります。
またその投資額の内訳ですが、CBRE が出している「インバウンド投資・アウトバウンド投資日本2020年」を見ると。。。
https://www.cbre.co.jp/ja-jp/research-reports/20200000000
オフィスへの投資金額は2016年から安定していることがわかります。
またアジア太平洋地域と動産を対象にした投資総額の予想は、今後3年から5年で6兆円にのぼるとされています。

また、海外投資家がアジアの中で魅力的な投資先として選んだのは、東京でした。これは他のアジアの大都市、シンガポールや上海・深セン・シドニー・メルボルンを抑えた結果です。
直近はどうなの?
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP610771_R20C21A5000000/
2021年度第1四半期の世界の都市別投資額ランキング見てみると、東京への投資額は世界で第2位の79億ドルとなっております。1位はボストンで80 億ドルなのでほぼ肉薄しているのです。
※しかも、2020年通年でも、東京は227億ドルで第三位。(ボストンは136億ドルで8位)https://www.joneslanglasalle.co.jp/ja/newsroom/grep-february-2020q4-pr
3位以下は
- ダラス
- ロサンゼルス
- パリ
- ロンドン
- フェニックス
- アトランタ
- シアトル
- 上海
と続きほぼほぼ欧米の都市が並びます。(何故東京なんでしょう?というのは、この記事で考えてみました!)
また、セクター別投資割合では、オフィスの投資額割合は52%となっており、2020年通年の32%より大幅に増加したことあります。
その中でも東京都心5区(ロードスターキャピタルの主戦場)における投資額割合は42%。2020年通年の29%から大幅に上昇をしたとあります。
やっぱりまだまだ東京は世界的に魅力的な都市みたいです…!
まとめ
- 海外投資家の日本への投資意欲は、日本以上に旺盛!
- アジアの中で一番投資家の注目を集めているのは、東京!
- 2020年も2021年も、世界のマネーが東京に流れ込んできている!
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