バフェット/マンガ―の部屋!

世界一の投資家がやっていることとは?

If something is too hard, we move on to something else. What could be simpler than that?

問題が難しすぎる時は別の案件に移ります。それ以上に単純な方法はないでしょ?

Griffin, Tren. Charlie Munger (Columbia Business School Publishing) (pp.11-12). Columbia University Press. Kindle 版.

世界有数の投資家に学ぶ!ということで記事を書いていきます。今回の記事はウォーレンバフェット氏と、その相棒であるチャーリーマンガー氏の話。

ウォーレンバフェット。御年90歳。現役投資家。総資産約11兆円以上。

チャーリーマンガ―。御年97歳。現役投資家。バークシャーハサウェイ副会長。総資産約2400億円。

私が最も好きな投資家です。そして、私に投資とは何かを教えてくれました。そんな彼らのことを、少しでも多くの人に知ってもらいたいです。

冒頭の発言に、マンガ―の魅力が詰まっていると思います。彼の行っているバリュー投資とは、とても単純なものです。

「その一つに、自分のわかっていないモノには投資しない」というものがあります。

We have three baskets: in, out, and too tough. … We have to have a special insight, or we’ll put it in the “too tough” basket.

私たちは未決と、既決と、難しすぎるという意味の3つの箱を持ってる。特別な”何か”がない限り、難しすぎるの箱に入れるけどね。

Griffin, Tren. Charlie Munger (Columbia Business School Publishing) (pp.11-12). Columbia University Press. Kindle 版.

バフェットとマンガーが率いる投資会社・バークシャーハサウェイのバフェットの部屋には、「TOO HARD(難しすぎ)」という箱があります。おそらくマンガ―の部屋にもあるでしょう。

これは何のためでしょう?答えは、

  • 「この会社、なんで儲かっているのか、上手くわかんない!
  • 「この企業がやってること、私には難しすぎ!

という書類を入れるためのものだそうです。潔すぎます(笑)

「TOO HARD」!!!

世界の中でも屈指の投資家である彼らですら、わからないことはたくさんあり、自分のわかる範囲で投資を行う、という信念を持っています。

Think of somebody who’s been a professional tightrope walker for 20 years—and has survived. He couldn’t survive as a tightrope walker for 20 years unless he knows exactly what he knows and what he doesn’t know. He’s worked so hard at it, because he knows if he gets it wrong he won’t survive. The survivors know.

プロの綱渡り師を20年続けている人を想像してみよう。自分が何を知っていて何を知らないかがちゃんとわかっていないと、20年も生き延びることはできない。間違えば命はない、ということを分かっているから、マジに自分の限界っていうのを見極めてきた。生き残ってきた人は知っているということだね。

Griffin, Tren. Charlie Munger (Columbia Business School Publishing) (pp.11-12). Columbia University Press. Kindle 版.

相場の世界では、まずは生き残ること。複利の効果を得られるように、しっかりと時間を味方につける必要がある。時間を味方につけるための土台を築かなければならないということですね。

そして、本気で考えること。綱渡り師が、真剣に自分の仕事に向き合ってきたように。

何となく、みんなが買ってるこの企業よさそうだな~買うか~という感じで買わない。自分の理解できる、そして十分に調べた企業を買う…。

単純ですが、難しいですね。

…自分がわかる、という範囲に、全力を注いでいきます!。

まとめ

  • バークシャーには物理的にで「難しすぎる」という箱がある!
  • 株式投資のセカイではではまず生き残ること!
  • その次に本気で自分の分かることだけ取り込むこと!

正直、TOO HARDの箱は、比喩だと思ってました…

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