企業のホームページを比べてみる!
前回は企業の従業員数について三協フロンテア・ナガワ・東海リースをくらべてみました。三協フロンテアだけが従業員数を大きく伸ばしていることがわかりました。
そして新卒採用のホームページを比較すると、三協フロンティアが特に新卒採用に力を入れていることがわかりました。
今回は早いもので三協フロンテアの第5弾。なぜ三協フロンテアがそんなに元気なのか、その元気の源はどこにあるのか、今回も引き続きホームページの中身を比較してみます。
私が三協フロンテアに投資している理由、それは…
3社の中で一社だけぶっ飛んだ商品を作っているから!
その製品力とは?各社の施工事例を見れば明らかです。まずはナガワの施工事例。
ホームページには12例ありました。ただし載っている写真は各1枚のみ。あんまり写真が撮られていないのが分かります。
続いて東海リースの施工事例。
ホームページには22例ありました。こちらは各写真の拡大図を見ることができます。
最後に三協フロンテア。
なんと施工事例のトップページには52例もの写真が並んでいました。さらにこの写真のそれぞれに様々な角度から撮った写真がありました。さらにさらに、もっと見るというボタンを押すと…
あるわあるわ…施工事例の山!
事務所という括りだけでも、こんなに写真がありました…さすがに数えるのやめました。笑。なぜ三協フロンティアだけ、これだけ写真を載せてのでしょう?
ここからは私の推測です。
写真を載せるということは、それだけ製品を見てもらいたいということ。これだけの製品を見せれるということは、製品に自信を持っているということ!
ではその自信はどこから来るんだろう?答えはすぐ見つかりました。
だってぶっちぎりにおしゃれだから。以下、私が好きな三協フロンティアの製品事例です。
高架下にだって!
などなど、ここには載せきれないほどのおしゃれな施工事例が三協フロンテアのホームページにはあります!興味のある方はぜひ覗いてみてください!
こういっちゃあなんですが、ダサくて無機質な印象だったユニットハウスを、ここまでおしゃれに作り上げた三協フロンテアに脱帽です。
完全に私の感覚になりますけど、競合他社を完全に周回遅れにするぐらいぶっちぎっておしゃれです。
それでいて、まだまだ世間にはあまり知られてないぐらいの知名度。特に地方でこういうおしゃれな建物を見るのは稀です。
地方こそ人手が少なくなり、建設業が成り立たなくなっているところも数多くあるはず。でもそこに住む人達だって、新しいものが好きだし、おしゃれなものが好きなはず。
それこそ未開の土地=フロンティアです。三協フロンテアがこれから勝負していくところ。まだまだ成長の余地もたくさんあります。
ちょっと冷静に…他の会社って同じような製品、出してないの?
…と、ここまで三協フロンティアの回し者か?!というぐらい三協フロンテアを褒めてきましたが、ここで一旦ちょっと冷静になりましょう。
「3社が作っているのって、結局ユニットハウスでしょ?形は決まってるじゃん。ナガワだって、東海リースだって、おしゃれなもの作ろうと思えばすぐ作れるんじゃないの?」
おっしゃる通り。いい反論です。実際にナガワも、あまりうちだしてはいませんが、おしゃれなユニットハウスを最近売り出しているのです。
「ほら言った通りじゃん。三協フロンティアもすぐ追いつかれちゃうんじゃない?」
むむむ…すぐ追いつかれちゃうんでしょうか?私は有価証券報告書を読み漁りました…何かつかめることはないか…三協フロンテアだけがずば抜けていることに何か秘密があるはずだ…
そして、私なりの答えを見つけました!
三協フロンテアは、3社の中で唯一、研究開発費に毎年お金を使ってきたのです!
三協フロンテアがささげてきたもの。
毎年企業が出す有価証券報告書の中には、「企業が自分たちの製品を作り上げるのに、どれだけ力を注いでいるか」を示す、【研究開発活動】の項目があります。
そこには開発のためにいくら使ったかが書いてあります。具体的に見てみましょう!
三協フロンテア
2011年と2020年の研究開発活動!
1.3億円!!
3.4億円!!
ナガワ
2011年と2020年の研究開発活動!
0円!
0円!
※東海リースも0円。省略します。
ここでも三協フロンテアが一社だけ、研究開発費にお金をかけていることがわかります。このことから何が言えるでしょうか?
私の解釈はこうです。
Alopurの描くストーリー
2011年、東日本大震災が日本を襲いました。震災の直後には、多くのユニットハウスが活躍しました。
日本は災害の多い国です。16年の熊本の震災でもユニットハウスは大活躍。ちょっと不謹慎かもしれませんが、災害が起こるたびにユニットハウスが必要とされ、ユニットハウスをレンタルする・売る会社はお金を得ることができます。
これからも日本で震災が起こることは確実。3社のうち2社は、今後も需要は安泰だと考え、ユニットハウスをあくまで仮施設として考えた。あくまで、仮に住むものだと。
でも、三協フロンテアは違った。普通に建物を建てるのに比べて、ユニットハウスを建てる時のゴミの量は1/8。環境にやさしい、従来の建物に変わる、これから求められるものであると考えた。
だから研究開発を行った。他社が研究開発を行わず、今までの事業を継続していく中で、一社だけ新しいものを生み出そうとした。
10年経った2021年、今度はコロナ禍を迎えた。今までとは違う理由で、隔離空間が求められた。
おしゃれなユニットハウスを造り続けてきた三協フロンテアは、ここに来て世間に知られ始めるようになった!。なにせ、
- 新しい生活様式にも対応できる。
- 環境にも優しい。
- そしておしゃれ!
まさにこれからの時代に求められる製品を、10年間、ずっと研究し続けてきた。
この10年で三協フロンティアが研究開発費につぎ込んだお金は、およそ20億円に上ると考えられます。
他の会社なら、1年間の利益をまるっと研究開発費に注がないといけません。そんなこと、株主が許すはずもありません。
10年間ずっとコツコツと研究を続けてきた三協フロンテア。
その優位性はカンタンに揺るぐことはないでしょう。
だから今後も安定的に成長していけると考えています!!
まとめ
三協フロンテアは…
- 製品が飛びぬけておしゃれ!
- 10年間、ずーっと研究を重ねてきて、製品を作り上げた!
- 製品の優位性は、そうカンタンには揺らぐことはない!
皆さんはどう思われますか?
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