世界一の天才の投資!その結果は○○!

科学の天才の投資結果!

「世界一の天才」を思い浮かべてみてください。

あなたは誰を思い浮かべますか?争いなら、チンギスハン、ナポレオン、曹操、…

投資なら、ウォーレンバフェット、ベンジャミングレアム、チャーリーマンガー…

経営者なら、ビルゲイツ、ジェフベゾス、孫正義、柳井正…

科学の世界なら?アイザック・ニュートンはその一人でしょう。

今回は、ニュートンの投資のお話。 IQ は190!(推定値)万有引力の法則見つけた人ですね。
あのリンゴの。

ちなみにニュートンが万有引力の法則の着想を行ったのは、ヨーロッパでペストが流行していた頃。
(ペストはヨーロッパの人口の1/3以上を死亡させた。) 

当時ケンブリッジ大学の学生であった彼は、ペスト流行から逃れるため約18カ月間、実家に帰っていました。

そこで考えを膨らませることができ、万有引力の法則を閃いたそうです。微分積分と光学もその時ひらめいたそう。

世界がウイルスによって大混乱に陥った時でも、希望の光はある。今回のコロナ禍でも、希望が生まれると良いですね。※話がそれました。

では投資のお話

天才ニュートンも投資を行っていました。1720年、イギリスの南海会社の株価が上昇。(南海泡沫事件。のちに株のバブルで知られる)天才ニュートンもその南海会社の売買で資金が2倍になりました。

しかし周りを見てみると、ニュートンが保有していた会社以外の株は6ヶ月で8倍となっているものもあり、ニュートンが南海会社の利益を確定させた後も、それらの株は上昇を続けていきました。

焦るニュートン。自分よりも頭が悪い人たちが自分よりも儲けていることに悔しさをにじませるニュートン。

しばらくして、南海会社を買った時の、3倍の資金で他の会社の株を買うことを決めました。どうなったのでしょうか?

後から振り返ると、その時はすでに市場は天井付近でした。バブルがはじけ、わずか4週間で75%も急落しました。

資金を増やすどころか、大半を消失させてしまったニュートン。晩年彼はこう答えています。

私は天体の動きなら計算できるが、人々の狂気は無理。

アイザック・ニュートン

投資で重要なことー嫉妬に駆られる心を抑える

投資をして資産を2倍にすることができていたニュートン。周りから見れば成功者のはずなのに、なぜ最終的に破産してしまったのでしょうか?

この話から学べることは、嫉妬に駆られて、行動してはいけない。ということです。嫉妬によるバイアスに駆られて行動を起こすな、とも言えます。

どんなに頭が良くても、どんなに計算がうまくできても、人間の本能である「嫉妬」にかられてしまうと、

  • 人は冷静でいられなくなる。
  • 途端に楽しくなくなる。
  • 正しい判断を下せなくなる。

世界一の天才の一人であるニュートンですらそうなのですから、
人類みな、そうなのでしょう。

他人が儲けていたって、いい。他人が儲かっていて羨ましがるのも、いい。でも、羨ましがってもことを急いでは、いけない。しっかり自分で考えなきゃ、いけない。

自分より儲けている人世界を見渡せばたくさんいます。上を見上げればきりがありません。その人たちと張り合って、何の得になるというのでしょう ?

The idea of caring that someone is making money faster [than you] is one of the deadly sins. Envy is a really stupid sin because it’s the only one you could never possibly have any fun at. There’s a lot of pain and no fun. Why would you want to get on that trolley?

誰かが自分よりも早く儲けていることを気にするなんて大罪です。 羨望は唯一どうやっても楽しめない、くだらない罪です。めっちゃ痛いのに全く楽しくない。 なんでそんな道を進まなきゃいけないのでしょうか?

Griffin, Tren. Charlie Munger (Columbia Business School Publishing) (p.67). Columbia University Press. Kindle 版.


私は自分に言い聞かせるようにしています。周りは気にするなと。常に冷静でいたいから。周りに惑わされず、自分の経済的自由を勝ち取ります。

あなたはどう思いますか?

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