“If you mix raisins with turds, they’re still turds”
糞にレーズンを混ぜても、それは糞でしかありません
The Wit of Charlie Munger
チャーリーマンガーさん。総資産2400億円以上。97歳(2021年8月現在) 。現役投資家。バフェットさんの相棒。
私はバフェットの相棒であるチャーリーマンガーさんが大好きです!彼のユーモアかつ的を得た発言は鋭く心に刺さります。
日本ではバフェットさんが有名ですが、マンガーさんはあまり有名ではありません。バフェットさんの金言は Google で結構ヒットしますが、マンガ―さんの発言はあまりヒットしません。
でも彼から学べる事はものすごくたくさんあります。私が投資で5千万円もの資産を築けたのも、彼の考え方に影響を受けたから!
彼の考え方の素晴らしさを多くの人に知ってほしい!でも情報が少ない…そんなら私がまとめちゃおう!ってことで、粛々とまとめていきたいと思います。
マンガ―さんの本国・アメリカでは、数多くのまとめ記事があり、本記事では以下のサイトを参考にさせてもらいます。

チャーリーマンガーってどんな人?

Bill Gates said of him: “He is truly the broadest thinker I have ever encountered.”
ビル・ゲイツは彼のことをこう話す。「彼は私がこれまでに出会った中で、最も広い視野を持った思想家だ」と。
Microsoft の生みの親、ビルゲイツをして「最も広い視野を持った思想家」と言わしめたほど、印象的な人物なのです!
そんな思想家の頭の中を、いろんな角度から覗いてみましょう!
1.Wisdom and Circles of Competence-知恵と自分のコア領域

バフェットさんと同じくチャーリーマンガーさんも自分の分かる範囲で投資をしています。そのことは、以下の発言からももわかります。
“Knowing what you don’t know is more useful than being brilliant.”
知らないことを「知る」ことは、「優れている」ということよりも役に立つ!
“Acknowledging what you don’t know is the dawning of wisdom.”
「知らない」ことを認めることは、知恵(を得るため)の夜明けだ。
この発言でわかるのは、
- 「自分の分かる範囲」というものを理解する。
- 「理解できないもの」には近づかないようにする
- 「知らない」と認めることで、知識習得のスタートラインに立てる!
ということです。
自分のわかってる範囲で投資を行えば、少なくとも馬鹿な間違いをしなくて済みます。馬鹿な間違いをしなければ、結果的に良いパフォーマンスを残せるよ!と言っているわけです。
仮想通貨とか医療ベンチャーとか AI とか、最近は盛り上がってますね。でも、私にはよく分かりません。だから今のところ投資しません。
でもそれでいいんです。私の分かってるところで利益をあげる方が簡単ですから。
2.Divergenceー群れから出よう!

“Mimicking the herd invites regression to the mean.”
群衆を真似ると、結局は平均になっちゃう。
みんなと同じように行動していれば、結局はみんなと同じ結果になっちゃう。
言い換えれば、「みんなが買っているから買う」「みんなが売っているから売る」という行動を繰り返していけば、結局は成功できない。ということです。
だから私はファンダメンタルズ分析をています。「みんなが売っている時に買う」「みんなが買っている時に売る」という行動ができるように。
平均的に成功したいわけじゃないですからね。
3.Know When to Fold ’Emーやめるタイミングを知ろう

Life, in part, is like a poker game, wherein you have to learn to quit sometimes when holding a much-loved hand—you must learn to handle mistakes and new facts that change the odds.
人生はポーカーゲームのようなもの。「いける!」手札を持っていても、時にはやめることを学ばないと。ミスに対処する方法や、オッズが変わる新しい事実なんかを学ばないといけない。
「これはイケる!」と思う投資先でも、状況が変われば全く駄目になってしまうかも。つまり、自分の投資先(手札)を好きになりすぎてはいけない、ということです。
恋は盲目という言葉もあるように、好きになりすぎると周りが見れなくなります。常に自分を疑う側面も持っておいた方がいいということです。
塩漬けするのも気持ちは分かります。でも「自分が間違っていた」と素直に認めることがもっと重要だということ。
投資の神様であるバフェットさんですら、自分の間違いをこんな風に認めています。
To date, Dexter is the worst deal that I’ve made. But I’ll make more mistakes in the future — you can bet on that,
今日までのところ、デクスターは私が行った中で最悪の取引です。しかし、私はこれからもっと多くの失敗をするでしょう。賭けてもいいですよ。
ウォーレンバフェット 2007
いかがでしたでしょうか?今回はまとめたのはほんの一部ですが、これからも少しずつチャーリーマンガーさんの人となりについて、紹介していこうと思います。
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