2021年12月13日、新たにロードスターキャピタルの大株主である森田氏が、前回報告から14万株程度株を手放しているということが明らかになりました。 https://f.irbank.net/pdf/E33540/hoyu/S100N0W7.pdf
今回は大株主の売りがロードスターキャピタルの株価に影響を及ぼしているか?について少し考えたいと思います。
ご存知の方も多いかと思いますが、森田泰弘氏はロードスターキャピタルの初期メンバー3人のうちの一人。 2019年まで副社長を務めていました。
ちなみに、個人的にまとめている森田氏の株売り出しは以下のようになっています。
大量保有報告書より作成
元々295万株程度保有していたのが、今回の大量報告書によって85万株まで減少したことがわかりました。
ちなみに森田氏が10月から11月に市場で売った株数は247,000株。その間のロードスターキャピタルの出来高は、
- 10月:325.8万株
- 11月:370.7万株
合計で696.5万株となっています。ですので、森田氏の売った株数は出来高の3.5%程度となります。また、月22日間が稼働日だとすると、1日あたりの取引数量は、
247,000/(22日間*2カ月)≒5613株
となります。もちろん個人一人だけで3.5%もの出来高を占めていることは恐るべきことですが、 1日に直すと約5600株程度の売り圧力だとがわかります。
ロードスターキャピタルの日々の出来高は15万株~20万株程度。なので、もちろん森田氏が行うように1万株がいきなり売り出されたりすると短期的に株価は急落したりします。しかし、長期的にはそこまで大きな影響があるとは思えません。
長期的な成功を信じる株主としては、今後も長期的に株の保有を続けていく、というスタンスに変わりありません。
今後も地道に業績を積み上げていけば、いずれ長期投資家(機関投資家)から評価されるはず。その未来が来ることを願って、今後も保有を続けていこうと思います。
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