数学者アスリートの考え方!
東京オリンピック盛り上がっているようですね!その女子ロードレースで大波乱が起きたようです。コースの全長は147km、 獲得標高2692メートルのタフなルートでした。
優勝したのはなんと数学者!名前はアンナ・ケーゼンホファー氏。 5ヶ国語を喋ることができ、数学者としてつい先月に論文を出したばかり。まさに文武両道の最高峰!
どんなレースだったかはロードレースに詳しい人に譲るとして、私が印象に残ったのは、優勝後の彼女のインタビューメッセージ。
私も若いころ選手として、あれをやった方がいい、これをやった方がいい、と言われてそれを鵜吞みにしてやってきたわ。でもね、30歳という年齢になり賢くなったのよ。
”わかっている”という人間は実際には何もわかってないものなのよ。逆にわかっている人は”わからない”ときちんと言うものなのよ。
近道なんてないのよ。そして奇跡もない。
決して人を信じるなということではなく、誰の言っていることが正しいかを見極める目を持つということなの。
アンナ・ケーゼンホファー
「自分は分かっている」という人間は、「実は何もわかっていない」…深い言葉です。そんな人達って結構いますよね。まあ、「何もわかっていない」というのはちょっと言い過ぎで、そういう事を言う人達は、その人なりの経験があって発言していることが多いです。
でも人生には「絶対」はありません。だからどんなに経験を積んでも、予測ができない不確実なことが起こる。その人が分かっていることからはみ出たことが起こる。
全部わかっているなんてことはありえない。だから本当に分かっている人は、「分からないことがあるよ」と素直に言えるわけですね。
不確実性ー株式投資とのカンケイ!
このブログは株式投資について書くブログです。投資とどんな関係があるのよ?ってことですが、投資に関しても同じです。バフェットの相棒、チャーリーマンガーは次のように発言しています。
“I try to get rid of people who always confidently answer questions about which they have no real knowledge.”
私は自信満々に「自分、わかってます!」 っていう人を排除するようにしているよ。実際の知識を何も持ってない人を、ね。
チャーリー・マンガー
投資するならこれがいいよ!って言う人、たくさんいます。あの人がすすめるから!という理由だけで株を買う人もいます。
株を勧めるは無数にいます。ネットを見るとわかりますね。その人たちの株がすべて値上がりすればいいのですが、そんなこと、ありません。
ある人がお勧めする株を買って、株が値下がりしたとき、損するのは自分です。そんなとき、誰が助けてくれるでしょう?
残念ながら、誰も助けてくれません。
なんて世の中だ!損するしかないのでしょうか?
じゃあどうしたらいいの?
答えはシンプルです。
自分で考えたら、いいんじゃね?
です。
自分で考えると、時間もかかる、疲れる。何より、合っているかどうかわからない。
でも、それでいいんです。
株価が上がれば、自分に少しだけ、自信が付く。少し自信が付くと、より良くなりたい気持ちが出てくる。さらなる成長につながる。
株価が下がれば、何故そうなったのか、考えてみる。色んな人の意見を見てみる。色んな人の考えを知ることで、さらなる成長につながる。
どっちに転んでも最高じゃん!自分で考えることには計り知れないメリットがあります。
でも、一つだけ覚えておきたい。どんなに成功しても、自分が絶対に正しい、なんて思わないこと。自分の考えに自信を持つことと同時に、謙虚でいること。反対意見も、考えてみること。
それができれば、いろんなことを客観的に考えられる、無敵の投資家になります。投資家としての素養は十分です!後は勉強するだけ。自分が成長していくだけ。
I don’t let others do projections for me, because I don’t like throwing up on the desk.
他の人に予想を頼みたくありません。自分のデスクで吐き気をもよおしたくないからね。
チャーリー・マンガ―
まとめ!
- 周りに流されず自分で考えよう!
- 自信を持つ!同時に謙虚に生きる!
- 失敗から学ぼう!
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