株はどんな時に割安? マイナス700万の損失:失敗談FD②

あなたはどんな時に株が割安だと思いますか?今回は私の失敗談第2弾ということで、私が過去にしでかした高値掴みについて書いてきます。

株の高値つかみ! PERとのカンケイ!

私がファインデックスに投資を開始したのは2015年頃。そのころのファインデックスの決算内容を見てみると…

ファインデックス2014年12月期決算短信より!

おお!前年比20%以上増!!純利益率も20%を超えている!!この純利益率は、他にあまり競合がいないからこんなに高いんだ!これは優れたビジネスだぞ!と思って買いました。

その頃のファインデックスの株価は…1790円くらい!…それから6年以上経った2021年7月の段階でも、その高値を越えられていません。。。

ファインデックス株価チャート。2015年で1792円

それもそのはず。私が買った時の PER を見てみると、なんと107倍!その年の純利益を107年出さないと、その会社は買えない金額でした。本当私は何を考えていたんでしょうか。。。

当時私は、

  1. 純利益率が高い会社
  2. なおかつ、直近高値から下がっている会社

を買えば、バフェットのように大金持ちになれると思っていたのです!!

失敗談から学ぶ、 株価とPER

 当時の私の思考回路を以下に書きます。

  1. ①だって、純利益率が高いってことは、競合がいないってことじゃん?じゃあその会社安泰じゃん!
  2. ②直近の高値から30%以上下がっている!割安じゃん!

上記の項目は、判断材料の一つになり得ます。ただし、それだけでは、割安な企業なんて買えません!!なんなら上記①の条件を満たしているような企業は、大抵市場から高い評価を受けており、すでに割高になっていることが多いのです!!

そして②の直近高値からの下落、これ、それだけでは、何の意味も持ちません!

大事なことなのでもう1回いいます。 ただ株価が大幅に下落しただけでは、割安になったかどうかなんてわかりません!

前に記事にした、「株価の変動は企業の持つ価値とは関係ない!」ということを私はわかっていなかった…

この株価の下落はおそらく、

企業の成長への期待>>企業の実際の成長力

という状態であり、株価は期待をかなり織り込んだ状態だった=PER100倍を超える状態だったのです!それを投資初心者の私は全く理解してなかった。

100倍を超える PER(期待)を維持できる企業は稀です。

PER =100倍以上の企業はたとえ前年比で売上が20%増加しても、投資家がそれ以上を期待しているので、株価が暴落することも多いです(経験談)

当然、例外もあります。投資家の期待に応え続けて、毎年40%増益とかバンバン利益を出してくる会社。利益が上がらなくても、風呂敷をバンバン広げて夢を見させてくれる企業。でもそれを発掘するのは極めて難しい。 そして、いつの日か裏切られます。永遠に成長できる企業なんてないから。

だから、PERが100倍とか言うめちゃめちゃ高い企業は、

投資というより、ばくちです

私にとっては、ね。

機関投資家がいつ資金を引き上げるかわかりません。投資している投資家達がいつ失望するか分かりません。たとえ成長を続けていても認められなければ株価は暴落します…

まとめ!

今回の失敗をまとめると。

  • PER が高すぎる企業は買うな!
  • 純利益率が高いからという理由だけで買うな!
  • 直近の高値から大幅に下落している理由だけで買うな!

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