今まで資料の見せ方について深く考えたことはありませんでした。例えば、企業の財務諸表をまとめる作業など。しかし外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方を見て、考えが変わりました。
上記の本では外資系金融に務めた経験のある著者が、
- 見やすい資料を作るための、 Excelのルール
についてわかりやすく解説しています。
Excel って、基本的に誰でも使えるじゃないですか。だからデータの見せ方から学ぶ人ってほとんどいない。だから人によって文字の大きさや間隔がバラバラになったりする。
そういったことが見にくい(醜い)表が生まれる原因なんですね。
本書では、推奨される文字の大きさや使用フォントに至るまで、わかりやすく解説されています。
以下には、私がこの本を読む前と読んだ後で作った表を参考程度に載せています。
Before
After
上記の表で支えたのは、フォント、文字の大きさ、罫線の有無、 文字色といった細かいことです。でも私的には、出来栄えにかなり違いがあると思うんですけど…皆さんはどう思われますか?
私にとって印象的だったのは、 縦の罫線があるかないかでここまでグラフの見やすさが変わるのか、ということです。
縦の罫線があると、どうしても情報が区切られてしまうようで、目が疲れてしまいます。一方立の罫線をなくすと、より見やすいような印象を受けます。
また立の罫線をなくしても、文字のインデントを右揃えにすることで、意外なほど数字が整列。罫線何て必要ないと感じるほどです。
表が見やすいと、企業分析も捗る気がします。私の表はまだまだ見やすいと言えるレベルではないかもしれませんが、今後とも精進していきたいです。
コメント